新しい音と映像の監視ソリューション

Wohler の新製品、MAVRIC (マーベリック)は、音声と映像信号のモニタリング機能を大幅にアップグレードし、生産性の大幅な向上を実現します。

MAVRIC は、リモートでのモニタリングをサポートするために構築されました。Wohler が管理するホスト型サービスとして提供される、初の包括的なクラウドベースのソフトウェア アプリケーション スイートです。 Wohler は、ネットワーク内のコンテンツ ストリーミングに関する契約上の義務を遵守できるよう、オンプレミスのストリーミング サーバーが完全に統合されたハイブリッド インストールを提供しています。

アラート機能付きリモート モニタリングは、これまでのラック内モニタリング製品の自然な流れとして構築されており、世界中の信号をモニタリングするというお客様のニーズを念頭に置き設計されています。これは、人が物理的に機器の前にいる必要性をなくします。自動アラート機能により、お客様はリモート信号を継続的にモニタリングし、信号エラーの通知を受けることができるため、実際に注意が必要なときにだけ信号を確認すればよくなるので、オペレーターの生産性が向上します。組み込みの会議機能は、事前に定義されたオペレーター グループ内で即座に会話できるため、世界中のさまざまな場所で起きる問題を迅速に解決します。MAVRIC を使用すると、メーターや音量をリモートで確認できるだけでなく、標準ブラウザーや Android と iOS の両方で利用できる無料アプリを介して実際に音声を聞くことが可能です。

MAVRIC は、新しいユーザーだけでなく、すでにWohler製品をお使いのお客様にもご利用いただけるよう設計されています。このシステムは、現在の iSeries および eSeries のラック内モニターに組み込まれているオーディオ ソフトウェア プローブと統合されており、お客様がすでに所有している既存の機器がさらに活用できるようになります。主な機能は、選択したチャンネルをリモートで聴く機能など、リモート モニタリングを可能にしながら、ソフトウェア プローブがラック内モニターの通常の動作とオペレータの操作を一切妨げないことです。フロントパネルはソフトウェアプローブの存在さえ認識しません。 このシステムでは、複数のユーザーがこれらのソフトウェア プローブからの信号を同時に確認することもできます。

ソフトウェア プローブは、ラック内モニターおよびカード上の OpenGear モニター用のハードウェア オプション カードで補完されます。これらのハードウェア オプションにより、最大 16 チャンネルのオーディオをリモートで同時に聞くことに加え、ビデオとオーディオのメーターをリモートで監視および表示する機能が追加されます。 openGear カード上のモニターには SDI が標準で付属していますが、オプションの AoIP (Ravenna/AES67 または Dante) および ST2110 リモート モニタリングが含まれています。 openGear カードは、通常、ラック内のモニターの前に立つことができるオペレーターがいないような郊外のデータセンターなどのインフラストラクチャのリモート監視ニーズをサポートするように設計された重要なイノベーションです。

アラート機能

MAVRIC は IP 信号だけでなくベースバンド信号も監視可能です。選択した信号を継続的に監視して、プログラム可能な期間にわたって発生するエラーを検出し、自動でアラートをトリガーするように構成します。アラートは、付属の Wohler モバイル アプリで所定のオペレーターやグループにページング通知として送信できます。

プローブの構成

構成を作成して保存し、16 チャネルのオーディオ信号と (プローブのタイプに応じて) 1 つのビデオ信号を継続的に監視し、エラーを見つけます。これらの設定を「プリセット」として保存すると、追加のプローブに適用して設定時間を節約することができます。保存されたプリセットの範囲から選択して信号プローブをすばやく再構成し、プローブに接続されている信号の異なる選択及び構成を監視します。

ユーザーマネジメント

MAVRIC 内に個々のユーザーとグループを作成します。プローブまたはプローブ グループを作成してユーザーまたはユーザー グループに割り当てると、世界中のどこにでもプローブとユーザーによる拡張性の高いシステムを作成できます。会議アプリケーションを介して、必要に応じてユーザー間および重複するグループ間での即時コミュニケーションを実現します。

マルチビュー

オペレータが所定の信号プローブのセットにアクセスできるようにすることで、独自のカスタム マルチビューアを作成できるようになります。オペレーターは、希望する信号プローブの選択を割り当てることで、世界中のどこからでも信号を表示できるようになります。マルチビューア機能には、リモートで聴くことができる 16 個のオーディオ メーター (プローブの種類に応じて)、ビデオの 1 チャンネル、選択したクラスターのオーディオ ラウドネス、および監視対象信号のメタデータを表示する機能が含まれます。

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