映像装置の機材選定には紆余曲折ありました。元々、この教室には壁が無いので、そもそも画像をどこに映すべきか以前から課題になっていました。
唯一ある壁面も天井までの高さが低く、モニター台を置く必要がありましたが、そうすると景観に問題が生じる・・・など色々と悩みました。
結局、イベントや授業の時は、前面に大画面の映像を左右に二つ映し、大人数になっても遠くから見られるようにしました。プロジェクターを左右それぞれに配置し、左右別々の視聴空間を一つに使える仕様としました。
それ以外のスペースで、小さな教室として使用する場合はカーテンで区切り、移動式のテレビや小さなプロジェクターを表示させて使用できるように設計しています。施設を使用する規模や内容に合わせ、自由に使えるように設計しました。