三友株式会社

茨城県ひたちなか市にある、日立ハイテク那珂地区は、主要製造拠点の1つに位置します。
半導体検査装置や医用の分析装置、電子顕微鏡、そのほか様々な自社製品を製造しており、社員、グループ会社、契約社員を含めると約4000名がこの拠点に勤務しています。
この度、那珂サイト総合棟施設内ホールに導入したAV機器の特徴、採用へ至るまでの経緯など、ご担当者に伺いました。

《ご担当者》
株式会社 日立ハイテク
人事総務本部　那珂総務部　総務グループ
石川　康次 様

主要な会議や講演会、講習会、お客様へのオンラインプレゼンテーションなどに使用します。

また、日立ハイテクは、ここが製造の主要拠点になりますので、山口県の笠戸や、九州の大牟田、埼玉の本庄市など、その他の各拠点とのオンライン会議でも使用します。
お客様へのオンラインプレゼンテーションですが、コロナ前まではそのような使い方はしていませんでした。
コロナ禍でオンラインが急速に普及し行なう様になりました。

ホールがあるこの建物は、2011年に竣工されました。当時は、まだデジタル化が普及しておらず、システムがアナログでした。
その後、地上波のデジタル化がスタートし、アナログの機器が対応しなくなっていく中で、これはどこかで更新しなくてはいけないという事になり、今回に至っています。

ホールは、従業員の皆さんにお使いいただく場所です。使いやすさを考慮しながらプレゼン環境を強化したシステムをお願いしました。
誰でも使いやすく操作できるシステムがコンセプトです。
また、各拠点と繋いだ時のやりとりが快適にできるようなオンライン対応のシステムが必須と感じていましたので双方向性という部分も重視しています。

社内会議や発表会では、人が入れ替わりながら発表しますので接続PCを何台も入れ替えながら対応する必要があります。
従業員の皆さんからは、接続画面を採用しましたので確認しながら操作できるので、安心して切り替えができるというご意見をいただいています。

以前のシステムは、有線接続で1台のPCしか接続できませんでした。また、PCを狭い操作卓に複数台置くとスペース的にも無理が出てきます。
今回、その問題点を相談すると、近距離なら場所を選ばず4台同時に接続できるという事で採用しました。
配線が無いのでストレスフリーで大変満足しています。従業員の方々にも好評です。

以前は、物理ボタンで操作していましたので、「スイッチは、どうやって入れるんですか？」と最初に聞かれますが、「タッチパネルを触ってみてください」と伝えると全て解決します。

以前は、オンラインでの使用を想定していないシステムでした。Teams会議で接続した時に、ホール内の音声がシステムに反映されず、とても苦労しました。
新しい音響システムでは、USB配線を配信PCに接続するだけでホール内の環境(資料・映像・音声)をTeams会議に反映できるので、とても満足しています。

三友株式会社にホールシステム設備更新を依頼した感想ですが、柔軟に対応いただき、運用後の保守についても1年間のメンテナンス期間を設けていただくなど、望んでいたパートナーが身近にいたという感じで、とても感謝しています。

■ご協力
株式会社 日立ハイテク
ホームページ：https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/